大阪へ旅行に行ったついでに日本橋に行って中古のThinkpad X240を2万5000円で買いました。購入したお店は「デジタル特選館 PCコンフル ヲタロードさきっちょ店」です。どうやらこのノートパソコンは法人用によく使われてて、リース契約が終了したものが一般市場に降りてきて、安くなってるノートパソコンらしいですね。購入する際にいろいろカスタムできるらしく、スペックは個体によってまちまちみたいですが、HDD、Core i5-4200U、RAM4GB、HD画質(1366*768)のものが多いです。
私が購入したもののスペックは128GBのSSD、Core i5-4200U、RAM8GB、IPS液晶のフルHD(1920*1080)で、バッテリーは3セル（一番小さいやつ）でした。使用用途としては、サブPCとして大学に持っていきプログラミング、ブラウジング、レポートやプレゼンなどの作成です。また仮想環境でできればUbuntu動かせればいいな～ってくらいでした。5年前のノートパソコンにこれで2万5000円だと微妙かな～～っていうのが買うときの正直な感想でしたが、現品見れた上保証も一応ついてるし、今は割と気に入ってるので「良かった点」と「悪かった点」、あと「購入する際に気を付けたい点」について書きます。
・・・でも大阪だし強めに値切ったらワンチャンあったかな～～～～ヤフオクでみると5000円くらい引いてもらうのが妥当だったかな～～～～もったいな～～～
良かった点
１．Thinkpadの独自機能が面白い
Thinkpadにはキーボードのど真ん中にトラックポイント（通称:赤ポチ、赤乳首）が搭載されており、これを使うことでホームポジションのままマウス操作をすることができます。私には使いこなせず30分で無効にしましたが、、、まぁ、私が話したいのはもう一つのほうの機能で、それがタッチパッドの高機能さです。
このThinkpadX240に搭載されているタッチパッドは、タッチパッドの4つの隅にそれぞれ別の判定があって、そこにショートカットを設定することができるのです！
つまりどういうことかというと、ブラウジングが楽になります！Alt + カーソルキーで、前に戻る、先に進む動作をしていたのを、タッチパッドの隅を触れるだけでできるのです！これは便利！
指紋認証機能もあり、Windows10環境下でもしっかり動いていてパスワード入力いらずです。面白いです。
２．中古でも天板は汚れが目立ちにくい素材（な気がする）
天板がマットなゴム素材？のため、汚れが気になりにくく、モノにもよりますが綺麗な状態になりやすいと思います。また、Thinkpadは種類がたくさんあるため、知らない人から見るとどれだけ古いものかが分かりづらいのもメリットですね！個人的にはこの質実剛健な感じがかっこいい！
３．改造、メンテナンスしやすい
Thinkpadはノートパソコンの中ではとても改造しやすい部類のようで、ググると改造した記録がたくさん出てきます。SSDやHDDにはアクセスしやすいですし、バッテリーも新品のものに交換ができます。なんならタッチパッドや液晶まで変更することができます。私が買ったものもたぶん液晶を変更してるのかな？デフォルトはTN液晶っていって斜めから見るとくっっっそ見づらい液晶なんですけど、私のはIPS液晶になっててどの方向からでも画面が見やすいです。以前使ってたDELLのノートパソコンの液晶を交換している人はググってもいなかったけど、こういった情報が多いのは中古パソコンを使う上でとても安心できる部分じゃないかなと思いますね～～
４．キーボードが打ちやすい
安いノートパソコンのキーボードだと、キーストロークが浅く、打鍵感がペタペタしていて反応しているのがしていないのかわからないキーボードの時があるのですが、それがないのがいい！元は12万で売られてただけあるな～～といった感じです。
５．仮想マシンは動作するがちょいもっさり
別PCの環境をエクスポートして使ったのですが、やっぱり別PCで動かしたときと比べてちょいもっさりしてます。まあサブとして使うので許容範囲内でした。
悪かった点
１．ファンがちょっとうるさい
ちょっと重い作業をしようとすると、ファンが回りだして少しうるさいです。といってもゲーミングノートパソコンのファンとは比べ物にならないくらい小さいし、部屋のエアコンの音とだいたい一緒くらいの音量なので、静かな環境以外だと気にならなそうです。図書館で使うと、ノートパソコンのファンがなんか鳴ってるな～とはわかるレベルだと思います。ひそひそ話くらいには聞こえるかな？あくまで体感ですが。
２．相場を調べづらい
カスタムの幅が広いので、相場が分かりづらいです。SSDかHDD、CPUの違い、RAM、液晶の種類と解像度、フロントバッテリーのありなしなど、、、
たぶん、私が買ったもの（128GBのSSD、Core i5、RAM8GB、IPS液晶のフルHDで、フロントバッテリーはありで3セル）だとヤフオクで2万くらいの相場感でいいと思います（2020/1/7現在で）。
３．タッチパッドが一体型なのが使いづらい
クリック部分が独立していないので見た目が古臭くて、使いづらいです。独立型ならトラックポイント使ってて楽しかっただろうなぁ。。。
タッチパッド交換してもいいんですけど、もともと安く手に入れたかったノートパソコンにお金かけるって本末転倒な気がしてなんかもったいなく感じるんですよね。
購入する際に気をつけたい点
１．バッテリー
すべての中古ノートパソコンに共通して言えることですが、バッテリーがどれだけ劣化しているかを見るようにしておきましょう。2時間もたないバッテリーになってることなんてざらにあります。X240にはLenovo VANTAGEというThinkpad管理用便利ソフトが搭載しており、そこでバッテリーの状態を見ることができます。バッテリーの残り時間を見ることができますが、2時間50分だったのが3時間3分になったりするので信用しちゃだめだぞ！
一般的にバッテリーの劣化具合は設計容量（製造時のMAX容量）と完全充電時の容量（現在のMAX容量）の比較と、サイクルカウント（MAX充電した回数）で見るようです。私はプライマリーバッテリーの完全充電時の容量/設計容量が17.42/23.2[Wh]でサイクルカウントは204、セカンダリーバッテリーが18.73/23.48[Wh]でサイクルカウントは398でした。
２．そもそもX240はお得なのか？問題
ガジェット系ブロガーのとまじぃさんによると、X240より一つ上の世代のX250がリース期間終わって市場に流れているみたいなので、どうせならこっち買う方がいいかもしれません。違いとしては大差ないようなので、個人的にはスペックによりけりな感じがします。詳しくは以下の記事を！！！
https://www.toma-g.net/entry/x250-old
３．使用用途にあっているか考える
当たり前ですけど、中古ノートパソコンですしCPUも最新ってわけじゃないのでバリバリの作業するには別のパソコンのほうがいいと思います。DVDドライブはついてないし、テンキーもないし、中古なのでバッテリーの持ちも新しいものと比べると悪いですし、持ち運びしない人は多分これより重量が重めのノートパソコンならもっとコスパいい機種があると思います。中古のゲーミングノートとかね！
まとめ
最初は「やっぱり新品のChromebook買えばよかったな～～」と後悔していたんですけど、いざいいところを書き出してみると案外悪くないな？と思えてきました！
調べていくと、最近のノートパソコンも確かに性能も上がってるし、軽量にはなっているけど、2014年と2019年の5年と、2009年と2014年の5年だと「同じ5年間でも性能の上がり幅を考えたら前者はそんな差があるわけでもないんじゃないかな？」っていうのが私の感想です。。。と思って、Thinkpad X240のCPUの第4世代i5と、同価格帯のNEC Lavie Pro MobileのCPUの第8世代i5の比較したら倍以上の性能差があったので撤回しておきます、、、まあコア数が倍になってるから勝てないのはしょうがないんですかね～～でもパソコンの値段は一緒なの謎ですね～～
https://www.cpubenchmark.net/compare/Intel-i5-4300U-vs-Intel-i5-8265U/2054vs3323
中古ノートパソコンの情報は検索しても出てきづらく、新品の情報しか表示されないんですよね～やっぱり中古ノートパソコン買うなんて寿命から考えたら損だからみんな記事書かないとかあるのかな？もしくは新品じゃないとアフィリエイトで収入が出ないから？とにかくノートパソコンのコスパのいい買い方が知りたい！
価格が3万円までで抑えることができて、比較的持ち運びしやすく、コストパフォーマンスの良いノートパソコンが欲しいなら、Thinkpad X240や、Thinkpadシリーズは自分的にはおすすめですよ～～～！
